宇佐八幡宮

年中行事

年中行事

歳旦祭
1月1日 歳旦祭

新年を祝い、新しい年も良き年となるように祈願しています。元旦から1月7日まで新年の吉兆を占うおみくじや御守、御神札、熊手、破魔矢の頒布を行なっています。

どんど焼き
1月15日 どんど焼き

正月の注連飾りや門松、縁起物などのお焚き上げを行い、歳神に感謝の気持ちを捧げます。

節分祭
2月立春前日 節分祭

「ふれあい豆まき」と称して幼稚園・保育所の子どもたちと豆まきをしています。また、地元の真言宗の家に伝わる「おんのまい いた〜(鬼の豆ください)」と言われる各家で子どもにお豆やお菓子を配る風習になぞらえて新しく地域に開いたお祭りをしています。

春市立祭
4月第4土曜 春市立祭

農家の方にはゴーサンと呼ばれる御神札を配り、稲作や今年の生業が豊かであることを祈願します。以前は植木や道具などの春市が立てられていました。現在は亀水町に伝わる百手弓の神事をしています。

夏越しのお祭り
7月第2土曜 夏越しのお祭り

半年の間に知らず知らずのうちに犯した罪や心身の穢れを祓い清めるお祭りです。 「人形(ヒトガタ)」という紙に人の形を記したものを各家庭に配り、氏名や干支を書いたものに息を吹きかけてもらうことで、本人の形代(身代わり)にして神前に奉納し、茅の輪くぐりをすることで無病息災を祈願しています。また、笠居郷夏越しのお祭りと称して、子どもたちの讃岐提灯づくりを通して夏夜に同じ灯りを分かち合います。

秋季例大祭
10月第1土日 秋季例大祭

一年で一番大きなお祭りで御神輿や獅子14連、奴2連、太鼓台、小船、元船の19連の練物を出して、秋の豊作への感謝を伝えています。地元総出のお祭りで、御神輿の祭礼行列は社殿から御旅所までの350m余りを7時間ほどかけて奉納しながら往復します。

おみかん焼き
12月第2土曜 おみかん焼き

庭燎祭とも呼ばれ、一年間見守ってくださった御守や御神札のお焚き上げをして、一年間の罪穢れを浄化します。その浄火であぶったおみかんを食べると無病息災のご利益があると言われており、みなで持ち合って分かち合います。

秋季例大祭

 一年で一番大きなお祭りで御神輿や獅子14連、奴2連、太鼓台、小船、元船の19連の練物を出して、秋の豊作への感謝を伝えています。地元総出のお祭りで、御神輿の祭礼行列は社殿から御旅所までの350m余りを7時間ほどかけて奉納しながら往復します。
 秋季例大祭には、「神人・装束家・頭家」と呼ばれる特別な役があります。「神人(ジニン)」は宇佐神宮から香西に向かう神船に乗っていた一族である神高家・天雲家・田所家の三家の呼称であり、現在まで続いて秋季例大祭の神事の指揮を担っています。その役は香西・鬼無・下笠居のどの地区から御神輿の御神幸を務めるか決めるくじ引きをする役、頭家の世話をする役、それらを統括し指示を出す役など細かく個々人に割り振られています。神人は創建時より神宮寺と習合していた時代なども含めて変わらず、現在までその役目を果たし続けています。「装束家」は神人の来航の際、装束を整えた家だと伝わり、御神輿や元船、獅子舞、天神小奴などの練物の指揮を担っています。「頭家」は毎年地区の持ち回り制で、香西2名・鬼無1名・下笠居1名の4名が選ばれる当番制度です。選ばれた家では「しめおろし」と言われる清祓いの神事を斎行し、その役を担う頭人は神懸かり秋季例大祭の間、宇佐八幡宮の御祭神の露払いを務めます。

秋季例大祭
秋季例大祭